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“ウィンク”は、ちょっとした意思の表示の為のサインであるようです

ところで、この”ウィンク=片目つむり”が、視力の低下や視野の異常を発見する良い方法でもあることを知っていましたか。

両眼とも視力が低下したり、片眼でも急激に視力が低下する病気の場合は、比較的早くに異常に気づくことができます。しかし、片眼の異常が徐々に進行するような場合は、両眼で見ていると異常に気づかず、ほとんど見えにくくなって初めて視力が低下したことが分かる場合が往々にしてあります。病気によっては、治療をしても時すでに遅く最悪の場合失明に至ることもあるのです。つまりもっと病気が早く分かっていればと悔やむことになるのです。

片目つむりによって発見できる病気は?

症状に左右差のある、また片眼に異常のある病気。
たとえば、慢性の緑内障がよい例と言えます。緑内障にかかると徐々に視野(見える範囲)が狭くなったり、中心近くに見えにくいところが出現してきます。その異常は、次第に中心部に迫り失明に至ります。片目つむりをすることにより、早期発見ができれば失明を免れることが可能です。
その他に、網膜剥離、糖尿病性網膜症、白内障、黄斑変性など重篤な病気が、片目つむりによって早期発見することができるのです。

片目つむりはどんな方法で、どんな症状に注意するのか?

右、左と交互に手で隠してみて下さい。または、交互にウィンクをしてみて下さい。
左と右の見え方に差はありませんか。どちらかが、見えにくいとか、かすんで見えるとか、見える像の大きさに違いがあるとかはありませんか。
見えにくい部分はありませんか。
黒いゴミのようなものは飛びませんか。

さあみんなで、ウィンクしましょう!