早期発見で怖くない緑内障
一度失われた視野は戻りませんが、早期発見で視野喪失を最小限に留める事が可能です。失明は1人だけの問題ではありません。ご家族にも影響を与えますし、他人の協力無しでは生活する事も難しくなるでしょう。
緑内障への理解が深く、最新の検査機器を導入している眼科専門医で定期的な検診を受け、早期発見・早期治療で自分の目を守りましょう。
まずは簡易視野チェックムービーにて視野欠損が起きていないかの簡易チェックを行って下さい。こちらはあくまでも簡易のテストになりますので、少しでも疑わしい場合は必ず専門の医師による診察を受けて下さい。
緑内障チェックシート
こちらのチェックシートで緑内障の簡易のチェックが出来ます。簡易視野チェックムービーと同様にあくまでも簡易のチェックとなりますので少しでも疑わしい場合は当院へ診察にお越し下さい。
緑内障は初期の内に、自覚的に気付く事はまずありません。
中期以降や急性の緑内障では自覚的に症状が現れます。
慢性緑内障
- こまかな文字を見ていると、疲れやすい
- パソコンのマウスを動かしたときに、ディスプレイのポインターが見えなくなった
- 時刻表を見た時に、時間を追うのが難しかった
- 新聞や文庫本などの細かな活字を追うときに違和感がある
- 階段でつまずくことがある
- 車の運転が以前よりへたになった
- コップの水をこぼすことがある
急性緑内障
- 急激な強い目の痛みに襲われることがある
- 電灯の周りに虹のような光が見えることがある
- 時刻表を見た時に、時間を追うのが難しかった
- 充血、頭痛、吐き気がある
- 充血、かすみ、頭痛と併せて、時には嘔吐してしまう事もある
目の病気かな?と思ったら
チェックシートの結果や日頃の生活の中で「目の病気かな?」と少しでも感じる事があれば、一度お気軽に診察へお越し下さい。回復の可能性がある病気と違って緑内障の場合はどの時点で食い止めるのか、という事になりますので一日でも早い発見が望まれます。
緑内障のタイプと治療法は下記よりご覧下さい。